1947年度版学習指導要領一般編(試案)では、「児童は身ぢかな見なれたことを基にして新しいことを学びとっていくものである。また学習が十分な効果をあげるには、児童が積極的にみずからこれを学ぶのでなければならない。だから、児童の生活から離れた指導は、結局成果を得ることはできない。」とし、生活経験を基礎として教育課程を編成し、生活単元学習や問題解決学習重視の教育が論じられた。しかし、経験主義教育課程は、現実経験を重視しすぎるため、国語・数学の基礎学力不足と地理・歴史の系統的知識の不足、理科などの実験・観察の問題点等が指摘された。1955年、中学校学習指導要領社会科編改訂版では「中学校では、生徒の発達段階を考え、地理・歴史・政治・経済・社会などの分野に関する知識・技能・態度などについて、全体としての人間活動の姿との関連やその表現された種々の面に関連させながらも、小学校のときよりもある程度系統だって身につけさせていく必要がある」とし、経験主義教育課程を改め、系統主義教育課程へと移行した。
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