もともと地表上になかった資源を地下深くから掘り出してきて、その特定成分を分離、濃縮して利用したり、石油などから世の中になかった新物質を合成して利用し、廃棄します。それらは過去に通常の生物が接触したことがないものですので、遺伝的に抵抗性や分解性がなく、生命を脅かすような有害作用があったり、いつまでも分解しなかったりするのです。それらの総量は不用物全体の中でわずかであっても、分離しないで一緒に排出するので、廃棄物全体が危険な物、分解困難な物とみなさなければならなくなってしまうのです。一般の有機性資源は地表で太陽エネルギーによって炭酸ガスを固定して生み出された物ですので、完全に腐らせたり、焼けば自然の土と全く変わらない物になるはずです。それも有害物質が混在していないことが条件になります。一般の無機性資源も鉄、非鉄金属、ガラスなどのように、特定の成分が偏在したままであったり、大きい塊であったり、有害物質が混在していると不自然ですが、それらが均等な混合状態であれば、シビアな管理下での埋め立て処分は不用でしょう。建設廃材、陶磁器くずなどは粒が細かければ土と大差のない混合物です。