ここまで述べてきた脂肪代謝は、もちろん「塗ったら数時間後には効果が現れた!」というようなものではありません。代謝能力が落ちていわば眠っている細胞が、酸素を得て活性化するまでには、それなりの時間が必要です。ただし、その代謝系が一度グルンと回れば、酸素供給さえつづけば脂肪代謝は円滑に進んでいきます。それまで、じっくりとCO2ジェルの塗布をつづけることが大切です。ただし、あとで紹介するような実際に使った方の例を見ると、脂肪代謝が活性化する前の比較的早い段階で、見た目で頬からあごがほっそりとしてくる場合が少なくありません。それは決して気のせいではないのです。考えられるのは、循環が良くなり、その部分の細胞の新陳代謝が少しずつ活性化してくると、細胞と細胞のあいだを埋めるように存在していた余分な水分(細胞間質液)が、少しずつ血管のほうに排泄されるようになる、ということです。よく、デパートめぐりなどをした帰りなど、靴を脱ぎたくなることがありませんか?これは、足がむくんでいる証拠です。疲労と、ずっと立っていた影響で、足の血液循環が悪くなっているために起こったのです。さっさと歩いていれば、たとえ長距離を歩いたとしても筋肉などがポンプの役割を果たすので、このようにむくむことはありません。売場ごとに立ち止まって品定めをしていると、足に降りた血液が戻りにくくなり、すぐに足がむくんでだるくなってしまいます。実は、あごの下、頬、太もも、二の腕など、代謝の停滞によって部分的に脂肪がたまっている部分でも、これと同じようなことが起こっています。そういう部分は、触れてもなんとなくむくんでいるのと同じように感じられます。それは細胞間質液がだぶついている証拠です。CO2ジェルによって部分的に血管が拡張し、血液循環が良くなり、新陳代謝が活発になってくると、まずこの細胞のあいだを埋めている水分が排泄されると考えられます。それによって、比較的早い段階で引き締まってくるのです。
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