ふんわりと柔らかくドライバーの身体を支えてくれる

2011.10.25

パリ郊外に住んでいるフランスの中産階級は、ルノー・サフランやエスパスのような大きなクルマの他に、ルーテシアのようなコンパクトカーをセカンドカーとして持ち、パリに出掛けるときにはもっぱらそちらに乗るといった使い方をする。ルーテシアのサイズは全長3770m、全幅1640m、全高1420m、ホイールベース2475m。プジョー206あたりとほとんど変わらないディメンションだ。ここのあたりがEU諸国の、このクラスのスタンダードといっていい。

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ボディは3/5ドアハッチバックの2種。ボディデザインはルノーのデザイン部門の総責任者、パトリックールケマンの手になるもの。複雑な曲率を持ったリアウィンドウに特徴があるが、プジョー206ほどアグレッシヴではなく、空気を入れてふわっとふくらませたような、何やら日本のアンパンを思わせるおだやかな顔つきである。室内は大人4人と、その荷物を載せるための十分なスペースがある。シートは例によってルノー流の素晴らしい座り心地だ。ドイツ車のように肉厚でガッチリしておらず、そう大きくもないのだが、ふんわりと柔らかくドライバーの身体を支えてくれる。