ここで気をつけなくてはならないのは、その金額が自動入札でない場合、自分が最高額入札者になってしまうことだ。そうならないためにまずは入札の詳細履歴をチェックする。この入札の詳細履歴を見ると、今まで誰がどういう入札をしているかがひと目でわかる。もちろん、最高額入札者は1人しかいない。その金額が開始価格であるとすると、入札の履歴はわからないし、最高限度額が設定されているものかどうかもわからない。そういうときは、プラス入札単価を入れてみる。それで自分が最高額入札者になってしまったときは、他のライバルが仕掛けてくるまでそのままで待つのだ。開始値あたりはプラス入札単価での小競り合いが多いので、すぐに別の人がビッドしてくるはずだ。このあと最高限度額を入札した者同士の自動入札が繰り返されることになる。そして価格が落札金額にかなり近くなってくると動きが止まる。実はこのあたりで引っぺがしを行うのがいちばん効果的。小刻みにプラス入札単価を入れていくと、自動入札でどんどん値段が上がっていく。これを繰り返していくと、最高額入札者は自分の限度額まで入札金額をアップさせられてしまうことになる。こうなると「裸でオオカミの群れのなかにいる」ようなもので、最高額入札者は完全にお手上げ状態だ。あとは最後の10分間の戦いになる。最高額入札者も最後の10分間に自分の値段が更新されるのを予測しているから、さらに入札すれば勝てるかもしれない。